教育ウチダ会 視察旅行
2006.11.30〜12.04
西安・広州


3WAY kusano

西安はかって長安(西暦701年-704年)と呼ばれ、文化、経済、政治の中心地であった。
そのころの日本は留学生、留学僧を含む遣唐使を頻繁に派遣し、文化の吸収に務めていた。
阿部仲麻呂は長安に54年間も在住したそうですし、空海は青龍寺で密宗を学んでいた。日本の平城京、平安京は唐の長安をモデルにしている。
今回の飛行機の旅でも距離を感じるのであるから当時の交通事情を考えるといかに大変な思いの留学であったかを察する。その熱情を思うと感動する。

城壁に囲まれた都の南門はシルクロードのスタート地点として有名である。
この南門の窓から見える道がシルクロードへの道である。

この部屋には政府公認のお土産やがあり、ジュウタンなどを販売している。

南門にて記念撮影





オリンピックが近いので
観光地はどこも工事中です


市内にある陝西省(せんせいしょう)の教育庁を表敬訪問

友好的な一時を過ごす
西安は
大学だけでも70数校もある学園都市である。日本からの留学生も多く寸劇事件などで反日デモに発展したのは記憶に新しい。
物価は他の都市と比較すると安いそうです。
教育庁前で
証拠の記念撮影

西安交通大学付属小学校、同中学校訪問

モデル校なのできれいで環境はいい。
学園都市で教育関係者の家族が入学する場合が多いといいます。
子供の屈託の無い笑顔は世界共通。
西安外国語大学訪問


日本語学科は一時のブームは過ぎたが人気があるそうです。学生が成果を確認するために饒舌に案内してくれる。

大学生が多すぎて現地では就職に苦労しているそうです。
教育庁関係者とのとの懇親会など

カンペイの一気飲みにはついていけない。
ツアーリーダーの大久保常務はここであえなく沈没!

すいません。中国の人と区別がつかない参加者も多いので写真では混在してます。

4日間部屋を一緒にさせていただいた。有隣堂の近藤部長とのショットも、、。



始皇帝兵馬傭

総面積22780u
1号抗 武士傭 6千体余り
2号抗 陶傭 1千体余
3号抗 馬傭、馬車、陶傭568体が発見されている。
像は非常に精密な造りだ。

左は展示場までの道のりで整備中です。
観光用のショッピングモールのような通りになりそうだ。

圧倒されるスケール

兵馬傭はユネスコ世界文化遺産に登録されている。

観光化への工事が進められて、周辺は立派な環境だ。
お土産屋のイミテーションなので兵士と肩を組む。これは実物の2分の1程度でしょうか

おみやげの兵士は家でウイルスからパソコンを守っている。


秦の始皇帝陵

紀元前259-210中国史上初の統一国家
陵は38年間の歳月をかけて造られた。

時間の都合でほぼ記念撮影だけで通過
広州の街は賑やかだ

食は広州
ということで最終日は腕組みするほど豪華な食卓になる。



中山記念堂
孫文の像の前で

彼が日本亡命時代に住んでいた近くに、「中山」という邸宅があり、その字を気に入り、孫中山と号すようになったといわれている。